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頭部部分で押す仕様であるアイホン社製のナースコール機器類
基本的には、病院や福祉施設などの医療機関、介護施設などにおいて、入院患者・施設入所者である方が用いる、何か体調面で異変があったりした場合に用いる形の機器類が、いわゆる「ナースコール」などといった名称で呼ばれる医療通信機器類になります。
こうした機器類ですので、やはり命や健康に関わるものである以上、大変重要な連絡通信手段であるアイテムの1つでもあります。
そして約70年近くもこうした、医療現場で必要な連絡通信機器類を創業以来、開発・設計・生産をしてきたアイホン社によるものですので、大変経験豊富な工程データを基に製作をされたりしているところがある以上、その分、実際に設置・運用とかをしてみても、中々頼りになるところもあります。
ただ、それでも医療用の通信機器類という点を忘れてはならない条件があります。
今回の記事では、首から下などが不随・麻痺などの状態である方が、頭部のみを利用して押しながら作動をさせる事が可能な、頭部感知式仕様であるものについて触れていきます。
ただし、幾ら頭部のどこかを当てて、感知作動をさせていく仕様であるものである以上、そうしたものである事を前提にした仕様である事を踏まえつつ、運用を医療機関側として現場での採用をしていくという立場で、考えていく必要性があります。
こうした点も決して簡単な事ではありませんが、これをやらなければ、患者さんや重傷病者などのご本人の、療養やその快方などへ持っていく事が出来ない事態になったりしてしまう事も考えられますので、どうしてもやっていかなくてはならないところがあります。
頭部でも部位によっては、かえってそこを損傷したりしてしまう事態なども視野に入れながら、環境作りをしていく配慮がとても重要です。
特に、首から下以降が、完全に不随や麻痺の状態である方の場合には、どうしても頭部部分しか動かせないといった、本当にお気の毒な身体機能状態でもありますが、それでもナースコールの製品本体を押していくといった動作が必要な状態でもありますので、その頭部部分への負荷状態などを確かめたりする事は、非常に重要なことでもあります。
その部分の健康状態なども、医師や作業療法士などの専門家である先生方からの指示・方針などを仰ぎながら、確認をしていく必要性がありますので、そうした点も頭に入れておく事も、とても大切です。
そして、幾ら頭部とはいっても、額部分や後頭部、側頭部その他の各部位からなる箇所がありますので、そうした点についてもよく認識をしながら、ナースコールの製品導入後においても、引き続き確認をしていく事を抜かりなく、やっていくことも大事な仕事になります。